人気の占い方法に、電話占いがあります。24時間いつでも相談できる手軽さや、外出しなくて良い便利さが好まれています。また、誰にも知られたくないデリケートな相談も、他人の目を気にせずに、自宅で相談できるので、プライバシーも保たれます。対面だと恥ずかしくて話せない事も、電話だと素直な気持ちを打ち明けられるのも、大きなメリットといえます。しかし電話占いは、こちらの顔が分からないという安心感と裏腹に、占い師の顔もわからないという状態になります。霊能力など目に見えないものを感じながら占う方法が多いので、きちんと鑑定されているのか不安になる事もあります。信頼できない占い師の特徴としては、悪い事しか言わないタイプがあります。苦しい今の状況から解決策となる希望を聞きたいと思い、電話占いを利用しているのに、余計に落ち込む結果となっては、満足のいく鑑定とは言えません。また、人の話を聞かない占い師も信用しがたいです。こちらの情報が伝えられない状態で、鑑定されても時間を稼がれているように感じて、不満足に終わります。的中率が高い占い師は素晴らしいですが、電話占いも接客業ですので、依頼者が満足しやすいような癒しの言葉や、マナーを携えている人の方に、占ってもらいたいものです。このような占い師の性格などは、口コミを見るとわかりますし、オペレーターに伝える事で、自分好みの占い師と出会える確率が高くなり、満足度の高い占いを受ける事が出来ます。

～占い師による自信や指針を与えてくれる電話占い～
私が通っているスポーツジムでたまたま知り合いになり、それ以来とても親しくしている女性の友人は、場面場面で電話占いを利用している、という話を以前私にしてくれたことがあります。彼女はとても明るい人柄で、とても悩み事といったこととは無縁そうな感じだったので、私は驚いてその理由を尋ねました。友人曰く、電話占いを利用することで、気分がふっと軽くなる、方向性のビジョンが揺らいでいたものが、背中をポンッと押されたような感覚とともに自信を持つことが出来た、ということでした。実は、明るく悩み事などまるでなさそうな彼女にも、日常ではいろいろな摩擦や問題を抱えられていたのです。特に、私と出会うよりもさらに数年前は、彼女は自分で振り返ってもかなり思い詰めていた状態だったとのこと。ちょうどそのころ、長く付き合い続けていた彼氏にお互いの関係の将来をそれとなく聞いたところ、突然、彼のほうが無機質で冷涼な口調に変わり、非常に冷たく情のない言葉で一蹴され、かなり落ち込んでいたそうです。さらに、彼女の勤める会社の女性上司から、パワハラ的な暴言を毎日のように浴びせられたり、他の先輩の人からも半集中的ないわゆる使い走りの役回りを強要されつつあるなど、人生的に非常につらい日々を送っていました。ただ、当時独身だった彼女は、そんな時に相談に親身に乗ってくれる人もあまりいないというのが現状でした。真剣な悩みに対して、足がかりや指針を与えてくれる人が周囲にいることを期待することはできなかったのです。一人でそうした様々な問題を抱え込んでしまい、はち切れそうな感覚まで覚えるほどだったということです。しかし、そんな時、たまたまインターネットで目にした占い師による電話占いの案内を見て、本当に、今の悩みの荷を下ろせさえすればそれだけでいい、といった気持ちでダイヤルをしました。それが彼女にとっての分岐点でした。誰か、つまり占い師にただ現状を打ち明けてしまいたい、という気持ちだけだったのに、電話占いを通じて、これからの方向性、自身のあり方や周囲との対応のあり方が思いがけない方法で立ち現れたのです。自信を持てたこと、これが私の友人の言う電話占い、そしてその占い師の与えてくれた大きなものだと、彼女はその時私に語ってくれました。